8月23日(日)「東京の解像度」
畠山 直哉(写真家)×毛利 嘉孝(東京芸術大学 音楽学部音楽環境創造科 准教授・社会学者)
東京を物質的なものとして捉え、そこから距離を置くことによって見えてくる「固い」東京。他方、人と人の考えや身体がぶつかり合う「生々しい」東京。街に出て観察してみると、それぞれに異なる顔をもつ東京が見えてきます。「潜る」、「飛ぶ」、「這う」をキーワードに、東京を考える時の態度とそこから出てくる東京像を、写真家と社会学者の実践をとおして探ります。
*本プログラムは、「東京アートポイント計画」のインターン・プログラムと連動しています。
詳細は、http://www.bh-project.jp/artpoint/app/intern.htmlにてご確認下さい。
レクチャー詳細
「東京のモノ性と時間性」 畠山直哉
一枚の写真を撮ることとは、目の前の対象と自分との間に、空間的、時間的な距離を生み出す行為に他なりません。 私たちの暮らす「東京」を写真にして眺めると、見慣れた街の表情は、どのように変わって見えるのでしょうか。カメラ があれば、普段のぶらぶら歩きとは違った、少し極端な場所から「東京」を眺める気にもなってきます。時には俯瞰し、時には地下に足を踏み入れながら、変化し続ける巨大な生き物としての「東京」の表情と、その皮膚の下に隠れている血脈や鼓動を想像してみましょう。
「『ストリート』から見る東京」 毛利嘉孝
「東京」は誰のものなのかという問いを、「ストリート」から立ち上げてみます。「ストリート」にいるのは、都市の住人だけではありません。家を持たない人や移動する人が一時的に身を置く場所が、「ストリート」です。都市を上から見るのではなく、斜め下から、這うようにして見ること。こうした経験は、ボードレールやベンヤミンなどの思想家に一つの近代美学を提供してきました。東京で今起きているさまざまな文化政治運動―246表現者会議、渋谷宮下公園ナイキ化反対運動、SAVE THE下北沢―を紹介しながら、都市とアート、そしてそれをめぐる現代の公共性について考えます。
■時間:各回13:00〜16:00 (開場12:30)
*各回二人の講師がそれぞれ45分ずつ講義をしたあと、対談を行います
■会場:ヒルサイドプラザ(東京都渋谷区猿楽町29-10)ほか都内各地
*日程、講師、会場等に変更が生じる場合がございます。予めご了承願います
■定員:各回100名(要予約・先着順)
■入場料:各回一般1,000円、学生/AITメンバー800円
*当日受付にて支払い
■主催:東京都/東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)
特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
■協力: ヒルサイドテラスほか
お問い合わせ
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
〒150-0033 渋谷区猿楽町30-3ツインビル代官山A502
TEL 03-5489-7277 / FAX03-3780-0266
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