10月17日(土)「はじっこから東京を考える」
坂口 恭平(建築探検家)× 萱野 稔人(津田塾大学学芸学部国際関係学科 准教授・哲学者)
多くの人々の視界にいつも入っているものの、その都市における潜在的な意味や機能について考えられていない「場」や「空間」がたくさんあります。一方で、そうした要素に着目しながら、豊かな創造性に満ち溢れた経済活動を生み出している人々もいます。「東京」という巨大な都市の運動が打ち棄ててしまった部分から、東京を考える試みです。
*本プログラムは、「東京アートポイント計画」のインターン・プログラムと連動しています。
詳細は、
http://www.bh-project.jp/artpoint/app/intern.htmlにてご確認下さい。
レクチャー詳細
「東京の狩猟採集民族と幸せについて」 坂口 恭平
幸せに生きることを、路上生活者の日々の生活を頼りに考えます。一般的に、住めると思わないところに居を構えて生活をするとなると、多くの人々が見知っているものとは違う方法を取らざるを得ないということは想像がつきます。法律やそれが形作っている社会という枠組み、そしてそこで行われている人や物、金銭の流れを意識し、その力を借りながら、自らの小さな世界の可能性を探るといってもいいでしょう。そこには、身の丈に合った、充足した生活循環を見出すことができるかもしれません。路上や河川敷などで暮らす人々の生活のいくつかの例は、都市の運動を利用しながら自らの力で作り出す都市生活のオルタナティヴを示していると考えられそうです。
「空間のアウトロー的活用」 萱野 稔人
既存の秩序原理からはみだしてしまうような空間の活用法について理論的に考えます。タイトルにある「はじっこ」という言葉は、したがって、東京から見た地理的な周辺を意味するのではありません。既存の秩序原理からみたら「アウトロー(法の外)」として位置づけられてしまうような空間活用の技法(アート)を、ここでは意味しています。空間をどのように活用し、整序するのかという問題は、すぐれて政治的な問題、それこそあらゆる時代の統治権力が最大の関心を抱きつづけた問題であるとともに、そこから新たな実践の可能性がうまれてくるようなクリエイティブな次元における問題でもあります。そうした空間をめぐる活用の諸相を理論的にとらえていきます。
■時間:各回13:00〜16:00 (開場12:30)
※各回二人の講師がそれぞれ45分ずつ講義をしたあと、対談を行います。
■会場:ヒルサイドプラザ(東京都渋谷区猿楽町29-10)ほか都内各地
※日程、講師、会場等に変更が生じる場合がございます。予めご了承願います。
■定員:各回100名(要予約・先着順)
■入場料:各回一般1,000円、学生/AITメンバー800円 ※当日受付にて支払い
■主催:東京都/東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)
特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
■協力: ヒルサイドテラスほか
お問い合わせ
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
〒150-0033 渋谷区猿楽町30-3ツインビル代官山A502
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